Redmine 3.2 でカスタムフィールドの型に「キー・バリュー・リスト」が追加されていた

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 先日のOPENSHIFTの件といい,少しRedmineを触りなおしています。

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 Redmineは3.0までは触っていたのですが少し間が空いてしまいました。故に最新版である3.2系とはそれなりにギャップがあり過去あれこれと対処をしていたりいまひとつと感じていたところが改善されていました。

 改善の中で最もインパクトを与えたのは「キー・バリュー・リスト」の追加です。

 カスタムフィールドの型にはこれまで「リスト」がありましたが,これは確かに便利なのですが,リストに設定した選択肢の名称を運用中に変更すると,すでに入力されていたデータは新しい名称には変更されず元の名称のままデータが残ります。ですので,便利だけれど頻繁にリストの選択肢内容をメンテナンスするようなプロジェクトでは使いどころが難しいものでもありました。

 キー・バリュー・リストはこの問題を解決します。キー・バリュー・リストでは途中で選択肢の名称を変更した場合,すでに入力済みのデータも変更してくれます。

 このため,3.2以降はよほどのことがないかぎりリストは使わず,キー・バリュー・リストを使うのが良いでしょう。

 そのほか,3.2ではチケットのCSVからのインポートが標準機能として取り込まれたり,ワークフローで新しいチケットのステータスの初期値・選択肢が設定可能になったりしています。かなり便利になっていますので,以前のバージョンを使っている方も移行すると得が多いのではないかと思います。

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