2009/1/24(土)マチネ 鉄人28号

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■鉄人28号(銀河劇場)
演出は押井守.1階F列下手側で観劇.
漫画やアニメのそれを想像して観にいくと,全然違います.
あくまで,押井作品として観にいくべき内容.
まず特異なのはパースのつけ方などがアニメそのもの.
バックグラウンドのつけ方はアニメっぽい.それだけに,新鮮な印象を受けますが,演劇としてみると違和感はあるかも.
シナリオはタイトルから想像されるヒーロー物ではありません.鉄人はあくまでも象徴としてそこに存在しているというくらい.
ただ,異様なほどに存在感があり,だんだんと意識に刷り込まれていきます.
話ですが,あまり楽しい話ではないですね.
哲学的なお話,しかも昭和史の検証というべきもの.
この手の話が好きな人にはたまらないですが…
お話は東京オリンピックをテーマにした時代検証.
結局正太郎は鉄人を空に飛ばした後失踪,敷島博士も彼を追って失踪.
東京オリンピックは無事開催されたものの,彼らが信じた未来は訪れなかったということなのかな.
この演目を見る前には立喰師列伝は見ておいたほうがいいような気がします.
野犬排除の毒団子の話もあるし,けつねそばのお銀も出てきますし.
ときおりのギャグ的な演出はビューティフルドリーマーを思い出させますね.
哲学的内容という意味ではパトレイバー2.
個人的には押井演出は好きなので,それほど苦もなく見れましたが,おそらく一般の人には辛かったのではないかと思います.
そういえば,セットはすごかったですよ.
これは一見の価値があります.こればっかりは思わず興奮してしまいました.
役者たちはもうちょっと歌唱力があればなーと思いました.

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