
ASTERオンラインセミナー vol.2 「テストの心理学」を公開しました
ASTERオンラインセミナー vol.1 「テストの7原則」を昨年公開済みですが、続いてvol.2「テストの心理学」を公開しました。 ぜひご覧ください。
ソフトウェアテストや品質についてをメインに,日々のあれこれや趣味についても書いていきますよ。
ASTERオンラインセミナー vol.1 「テストの7原則」を昨年公開済みですが、続いてvol.2「テストの心理学」を公開しました。 ぜひご覧ください。
ASTERオンラインセミナー vol.1 を昨年公開済みですが、「おかわり版」を公開しました。 このおかわり版は説明スライドが異なっているのと、少し機材が更新されています。
昨年の話となりますが、ASTER教育事業にてセミナー動画をYoutubeチャンネルにて公開する活動を始めました。 第一弾は「テストの7原則」です。 個人の教材としても、社内の勉強会教材としてもご活用いただければ幸いです。 こちらは、講師は武田さん、企画・スライド作成・動画編集は秋山さん、松谷さん、私で担当しています。こういった動画作成は全員が素人で、vo.1から手探りで進めていますが、今後もより良いものができるように勉強合わせ取り組んでいきたいと思います。 御覧になった方からは説明についてのフィードバックをいただいています。 視聴者と一緒により良いものにしていけたらと思いますし、スタッフも手探りで立ち上げた活動ですので、どうぞ温かいまなざしで応援いただければ幸いです。 なお、この活動に講師やスタッフとしてご協力いただける方はぜひご一報いただければと思い
NPO法人ASTERのテストプロセス改善技術研究会は「テストプロセス改善技術 入門ガイド ver1.0.0」を公開いたしました。(2020年12月公開) TMMiやTPI-NEXTなどのテストプロセス改善技術について、手軽に概要をつかんでいただけるようにと作成しております。 1章では、テストプロセス改善技術の概要を解説しています。 2章ではTMMi・ISO/IEC33063・TPI-NEXT・CTP・STEPの概要を解説しています。 付録として、まだ作業中ですが、途中経過の公開ということで、事例集と小説を付けています。こちら、事例を募集しています。ガイド内にリンクを張っていますのでご協力いただければ幸いです。 また、小説については一緒にまとめていただけるメンバーを募集しています。こちらもリンクを張っています。 この入門ガイドは今後も改版を続けていきたく、一緒に活動いただける方はぜひ研究会までご連絡ください。 一緒にテストプロセスを良くしていきましょう!
来る2020/2/1(土)にCO-DEJIMA(長崎県長崎市)で「ASTER出張セミナー in 長崎」を開催することになりました。 日時 2020年2月1日(土) 12:30 ~18:30(予定) 場所 CO-DEJIMA(長崎市) 主催 NPO法人ASTER 共催 長崎IT技術者会(NaITE) 後援 公益財団法人長崎県産業振興財団 このセミナーはNPO法人ASTERの教育事業の活動のひとつで、これまで青森を始めとして開催してきました。ASTERから無償公開している「ASTERセミナー標準テキスト」を使用して開催するものです。 当日の講師は、秋山浩一さん(3・4章)と松谷峰夫(5・6章)さん、私(1・2章)で担当いたします。ASTERセミナー標準テキストをベースとして、講師それぞれの経験から解説いたします。 これまでテストを体系的に学んだことがない、日頃テストで悩んでいる、テストを学びなおしたい、現在のテストの潮流などを知りたいといった方を始めとしてテストに興味があればどなた...
本日「ソフトウェアテスト技法練習帳 ~知識を経験に変える40問~」が発売されました。 本書はJaSST東北で配布された資料を書籍化されたもので、40問の例題が掲載されています。 このような書籍はなかなかありません。具体的にテスト技法を身に着けたいという方はお手にとってみてはいかがでしょうか。 ただ、本書はシステムテストレベルでの設問がほとんどなので、コンポーネントテストや統合テストレベルでの設問を補完するために「ソフトウェア技術者のためのバグ検出ドリル」をあわせて準備することをおすすめしたいです。 ぜひ2冊揃えて問題を解いてみてはいかがでしょうか?
テストプロセス改善技術のひとつであるTPI NEXT のアセスメントツール日本語版がSOGETI社のサイトに公開されました。 ツール及びマニュアルはNPO法人ASTERのテストプロセス改善研究会によって翻訳されました。 TPI NEXT は日本語翻訳の書籍が発売になってから、国内でも活用が進んでいますが、本ツールを利用することでアセスメントの効率を向上することができます。 TPI NEXT の概要についてはスライドを公開しています。
先日のBlogでもお伝えしたとおり、2017年11月3日に開催の第3回盛岡ソフトウェアテスト勉強会に参加&発表してきました。 台風が続けて上陸したりとても寒い日が続いたりといった感じだったので天候を心配していたのですが、当日は心配することもないくらいに良い天気でまさに勉強会日よりといった感じでした。 初の盛岡ということで食事も楽しみにしていたのですが、開始前のお昼ご飯は盛岡冷麺のお店に連れて行っていただきました。普段食べる冷麺と異なり、スープの出汁がしっかりしていて美味しかったです。普通盛りにしたのですが、ペロッと食べちゃったので大盛でも良かったかなぁと思いました。あっさりしているので入っちゃいますね。 さて、勉強会ですが、盛岡ソフトウェアテスト勉強会としては第3回となります。今回のテーマは「じゃじゃ!! 『テスト』ってなんだべ?」で、初学者・他社のテストに興味がある人などにテストの奥深さを感じてもらうことが狙いとのことでした。回を重ねるにつれて規模も大きくなっているそうですが、今回はほぼ満席で熱気があふれていました。 私はセッションのトップバッターを仰せつかりま...
ICST2017にてIV&Vに関するセッションを聴講しました。 NASA,ESA,JAXAからの発表がありましたが,JAXAについては昔JAXAから発行されたガイドを要約した資料を作ったのを思い出しましたので,紹介しておこうと思います。 この資料の元となっているガイドはJAXAのサイトからDLできますので,合わせて読まれると良いかと思います。参考になれば幸いです。
ソフトウェアテスト技術に関する国内最大規模のシンポジウムであるJaSST'17 ToKyo が2017/2/3-4,日本大学理工学部 駿河台校舎にて開催されます。 基調講演は早稲田大学名誉教授の東 基衞 氏による「ICT応用S&S製品の品質不良のリスクとSQuaREシリーズ国際標準 - その歴史と概要」,招待講演はNARAコンサルティングの奈良 正隆 氏による「品質保証活動の本質」が予定されています。 投稿論文による発表の他,様々な企画セッションが予定されています。そのほか,ソフトウェアテスト分野に何らかの活動を実施しているコミュにぃによるコミュニティブースが設けられます。テストエンジニアは勿論,開発者にとっても有益な場となりますので,ふるってご参加下さい。 なお,当日は私も少しだけ登壇いたします。参加者の皆さんとの議論や情報交換をとても楽しみにしています。会場で見かけたら是非お声がけいただけたら幸いです。
年も明けて2017年となりましたが,今年も一年を通してソフトウェアテスト・品質関連の勉強会やシンポジウム等のイベントが開催されます。 ソフトウェアテストに興味のある人であれば抑えておきたい(というか必須だろう)と思われるのは以下のシンポジウム・ワークショップ3つです。 ■JaSST 東京を始め,全国各地で開催される国内最大規模のソフトウェアテストのシンポジウム。ソフトウェアテストにかかわる技術者が多く参加する。年齢層は若め。 ■SQiPシンポジウム 東京で開催される,国内最大規模のソフトウェア品質のシンポジウム。ソフトウェア品質技術に関わる技術者が多く参加する。年齢層は若干高め。 ■WACATE 例年夏と冬に三浦(神奈川県)で開催されれる国内最大規模のソフトウェアテストの合宿型ワークショップ。ソフトウェアテスト技術に興味がある初級技術者が多く参加する。年齢層は若い。 JaSSTは全国各地で開催されていますし,WACATEも夏冬に開催されていますので,これらだけでも一年通して大き目のイベントが連続的に開催されている状況です。また,これらの他に地域コミ...
TPI NEXT 日本語版の発売以来,TPI NEXT への関心が高まり実践発表も少しずつ増加しています。 本BlogではTPI NEXT 日本語版の発売に合わせて概説記事を掲載しました。自社での勉強会の際に要約資料等が欲しいというニーズがそれなりにあるようなので,掲載済みの記事のリンクとslideshareに掲載の資料も貼っておきます。どうぞご活用下さい。 なお,TPIやTMMiなどの概説についてはこちらの記事もご参照下さい。
最近TPIやTMMiなどのテストプロセス改善技術・テストプロセス能力改善技術について質問を受けることが多くなってきましたが,実は概要を解説する記事を当Blogに掲載しています。よろしければそちらも参照していただくのが良いかなぁと思います。 とはいうものの,リンクを追っていくのは大変だと思いますので,以下にリンクを張っておきます。また,slideshareに掲載の資料も貼っておきます。どうぞご活用下さい。(ISO/IEC33063については今後概説記事を書いたらリンクに追加する予定です)。 なお,TPI NEXTの概説についてはこちらの記事もご参照下さい。
時々,コミュニティの活動でお会いした方にテスト技術の導入やテストプロセスの改善についての質問や相談を受けることがあります。なんとなく呟いてみたものの,少々反応が得られたので(つぶやき貼り付けレベルですが)記事にまとめておこうと思います。 これまであまりテスト技術や手法を技術として戦略的に導入してこなかったような現場においては,所謂「単純なテストが漏れる」という悩みが多いようです。出荷したりサービスが始まったりしたプロダクトが単純なバグにより社外で問題が生じた場合,テストを改善せよ,みたいな号令がかかることがあります。 そこでテストの改善ということになるわけですが,いきなり境界値分析がどうとか直交表がどうとかテスト観点ベースの技法がどうとかリスクベースがどうとかの話になったりします。しかしながら,先ほどの「単純なテストが漏れる」ということが起こっていた場合,いきなりそこに取り組んでも上手くいかないことが多いでしょう。 なぜならば,ベースとなる技術が導入されていなかったり,身の丈以上の技術を求めていたり,そもそもテスト技術の高度化やプロセス改善を軽んじている状況があり,そこに取り...
2007年に鈴木三紀夫さんと共著した書籍「マインドマップから始めるソフトウェアテスト」ですが,2016年8月17日にNaITE(長崎IT技術者会)のマインドマップから始めるソフトウェアテスト読書会SIG殿から読書補助ガイドが公開されました。 ガイドは無料でダウンロードが可能です。 本の補助ガイドというか,この資料だけでも十分に入門資料として役に立つと思いますので,これからテストを学ぼうとしている方は参照してみてはと思います。原書については約10年前の本となるので内容としてはもはや入手困難となっていますので,その代替ともなるかと思います。 本ガイドは非営利目的であれば,個人はもちろん企業内の勉強会でも利用可能ということなので,(無料ですし)是非ご活用いただくと良いと思います。
Twitter等で「まともにテストできてないところはたいていCPM法だよねwww」みたいなことを見かけることがありますが,ちょっともやもやすることがあります。 私はCPM法は「最低限やるべきテスト」としてそれなりに大切というか基本的な考え方と考えています。 CPM法ってのは要求項目や仕様項目の記述のおしりに「○○できることを確認する」とか「○○であることを確認」みたいにテストケースを作るという”やっていることは塗りつぶしチェック”に近いわけですが,故に定義した要求や仕様のそれぞれが確実に最低1バリエーションのテストケースが実行されます。この場合テストとしての強度や充実度については,ドキュメントが相当テストのことを考えて書かれていない限り弱いことは明白なのですが,少なくとも一回はテストされているということで記述に対するテスト実行の網羅性は100%を達成することになります。要求項目や仕様項目に対するテストがありませんでしたみたいな話をそれなりに聞くことがありますが,それは解決できるわけです。だって最低一回はやりますから。 また,CPM法をきちんとやると結果として要求項目や仕様項目とテ...
3月にJaSST'16 Tokyo でテストプロセス改善技術についてのパネルディスカッションモデレータを担当しましたが,その進行資料とTMMi概説資料が公開されました。進行資料では国内におけるこれまでの技術の普及状況を,TMMi概説資料ではTMMiについて簡単な解説が掲載されています。4月にASTERテストプロセス改善研究会が活動をしていますが,まだまだ日本語による情報がないなかご参考になればと思います。
2016年2月27日に水戸で「日本Androidの会茨城支部」の勉強会が開催され,筆者も参加してきます。筆者は,NaITE #7 の再演となりますが,テストプロセス改善技術の概要についてお話しする予定です。(ついでのJaSST'16 Tokyo でのパネルも宣伝してこようかと)また,時間があれば参加者の興味ごとから(筆者の知りえる範囲での)最近のテストの動向について情報をお伝えできればと思います。茨城で開催される勉強会への参加は初めてなので,楽しみにしています。参加される方,ぜひ合流させていただければ幸いです。
日本最大のソフトウェアテストのシンポジウムである「JaSST Tokyo」が今年も開催されます。 今年は2016年3月8日(火)~9日(水)に日本大学にて開催の予定です。 基調講演はJon Hagar 氏による「Software Test Challenges in IoT devices IoTデバイスにおけるソフトウェアテストの課題」,招待講演は清水 浩 氏による「電気自動車の未来をえがくために ~性能・機能のこれからとソフトウェア品質の重要性~」が予定されています。 今年も多彩な内容となっていますが,筆者は役者不足ながら「テストプロセス改善技術から探るテストの"改善"とは」のモデレータとして登壇させていただく予定です。 以前NaITEの勉強会でもテストプロセス改善技術を取り上げましたが,その後じわじわと盛り上がりつつあります。すでに興味をお持ちの方はもちろん,今後取り組んでみたいという方は是非ご参加いただければと思います。
「マインドマップから始めるソフトウェアテストAdvent Calendar 2015」 の18日目です。 17日の記事では,Chapter8「テスト実行 ~テストログとインシデントレポートを書こう~」を取り上げましたが,テスト実行ログを手作業でとるのはなんだかんだ大変です。今回は簡単なTIPSを紹介したいと思います。 ※ご注意:本Advent Calendar はあくまで池田の個人企画です。 ■テスト実行効率はどれだけ細かい作業を自動化できるかが鍵 テスト実行効率を改善したい場合,すぐにテストケース実行ツールを導入したくなりますが,ちょっとまってください。それだけが解ではありません。実行そのものだけではなく,記録の手間や記録の分析をどれかけ省力化できるかということも大切で,それの改善はかなりの効果を生み出します。 テスト実行という言葉から,実行のみだけをイメージすることにならないようにすることが大切です。 ■実行ログを自動記録する 今回は1つだけ紹介をいます。 現在ではテストケースの実行時にはその手順やスクリーンショットを残しエビデンスとするということが求められ...