初級ソフトウェア品質技術者資格試験(JCSQE)問題と解説 第2版

初級ソフトウェア品質技術者資格試験(JCSQE)問題と解説 第2版

2015年12月にJSCQE(初級)問題集の第2版が発売になりました。 ソフトウェア品質技術者資格とは日本科学技術連盟が運営しているソフトウェア品質に関する資格認定です。試験は2008年に初回が実施され,これまでに15回が開催されています。JCSQEについては日科技連のサイトをご覧下さい。 JCSQEはSQuBOKをベースとしているため,その勉強にはSQuBOKは欠かせませんが,それだけで受験対策とするのは厳しい物があります。このため、紹介した問題集も合わせて参照するとよいでしょう。

【開催案内】若手エンジニア 技術を語る会2016

【開催案内】若手エンジニア 技術を語る会2016

昨年クローズド開催された「若手エンジニア 技術を語る会」が2016年も開催されるそうです。昨年は箱根の温泉旅館に10名強のメンバで泊まり込み,お互い持ち寄ったテーマ限定なしの発表で刺激を受け合うという趣向でした。それぞれの持ち時間は20分程度ですが,それぞれ個性があり,幅広い内容での発表が続き,また,ときに真剣に,ときに笑いが絶えないディスカッションが二日間に渡って続いたようです。また,初顔合わせのメンバーも半分を占めるため,積極的な交流も行われました。自己紹介から始まり,宴会や温泉タイム,酒あり懇談タイムが設けられました。イベント終了後には有志による観光ツアーも行われ,最後まで会話が絶えない二日間となったようです。今年もそのコンセプトは同じままにオープン開催となりました。★若手エンジニア 技術を語る会2016開催日:2016年2月26日~27日場 所:いきな湯河原・いなせなお宿|温泉旅館 おんやど恵参加費:19,000円予定(宿泊費等含む)申込み:こくちーずのイベントページから開催事務局:まとめ役 佐藤陽春さん,諸々企画担当 藤沢耕助さんオープンになったことで,参加メンバも多様化...

レトロフリークを買ってみた

レトロフリークを買ってみた

予約していたことをすっかり忘れていたレトロフリークが年末に届きました。 ようやく開封できたので,設置がてら簡単に紹介してみたいと思います。 ■レトロフリークとは レトロフリークとはサイバーガジェットから発売されている,レトロゲーム機の互換機です。 価格 20,000円 22,000円(コントローラーアダプターセット) 対応機種 ファミリーコンピュータ スーパーファミコン/SNES ゲームボーイ ゲームボーイカラー ゲームボーイアドバンス メガドライブ/GENESIS PCエンジン/TurboGrafx-16 PCエンジン スーパーグラフィックス 付属品 コントローラ ACアダプタ HDMIケーブル(1m) カートリッジアダプター コントローラーアダプター(コントローラーアダプターセット版のみ) 備考 追加機器としてギアコンバーターが発売予定 (ゲームギア/セガ・マークIII/SG-1000のゲームに対応) 1台でレトロゲーム11機種に対応するほか,レトロフリークはHDMIにて出力が...

無線ルータとの接続が安定しないときに試す3つのポイント

無線ルータとの接続が安定しないときに試す3つのポイント

この年末年始は体力的にぐったりしていましたが,少しくらいは掃除をと思い,PC周りの片付けをしてました。 配線周りを少し整理していたのですが,LANケーブルの配線をいじるついでに以前から気になっていた無線ルータの電波状況の改善に取り組んでみました。 ■ポイント1 5GHz帯を使おう 最近のルータは2.4GHz帯に加えて5GHz帯が利用できます。 2.4GHz帯を利用する「IEEE802.11b/g/n」は5GHz帯に比較して遠くまで届くきやすい特性がありますが,現在家庭に普及している無線ルータは2.4GHz帯のものが多く,その結果,マンションなどでは隣の部屋の無線ルータと干渉してしまい,接続が悪化したり速度が遅くなったりします。今日ほとんどの家庭でインターネット接続は当たり前となっていますが,その半分以上はプロバイダからブロードバンドルータをレンタルし,そして数年間は入れ替えることなく使い続けられています。そのブロードバンドルータで無線機能を持っているもののほとんどは2.4GHz帯を使う規格です。また,最近では家電やプリンタは無線LANをサポートしていますが,このほとんどが2...

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。昨年は後半から本Blogの更新を不定期ながら更新しましたが,お読みいただきまことに有難うございました。2016年は昨年以上に更新ができればと考えております。日々の日記も交えつつ,ソフトウェア開発者の方々に良い情報をお伝えできればと思います。以上,簡単ながら新年のご挨拶でした。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。元旦

2015年の振り返り ~変化を求めて

2015年の振り返り ~変化を求めて

2015年も最終日となりました。東京ビックサイトから戻り,一息ついています。今年も年越しは笑ってはいけないになりそうです。さて,この2015年というのは自身にとってとても悩み深い毎日でした。少しだけ振り返ってみようと思います。■30代として最後の歳筆者は来年2016年に40歳を迎えるので,この2015年は30代としては最後の年です。来年40代だなと意識した瞬間に「30代最後の歳をこのまま生きて良いのか,40代をどう過ごすべきなのか」という悩みが芽生えました。30代最後の歳を変化の年とし,年齢的な区切りである40歳を新たな気持ちでスタートするか,それが今年最初にひとつの命題でありました。ベタですが,孔子の言葉が心に刺さります。子曰, 吾十有五而志于学, 三十而立, 四十而不惑, 五十而知天命, 六十而耳順, 七十而従心所欲,不踰矩。とうてい不惑の域には達していません。迷いだけですね。また,ウィリアム・オスラーの格言もあります。25歳まで学べ。40歳まで研究せよ。60歳までに完成させよ。研究を経て完成するための時期になるにもかかわらず,そういった準備ができている実感がありません。あらゆ...

【開催案内】長崎IT技術社会 第10回勉強会「Turnip&アジャイルプラクティス」

【開催案内】長崎IT技術社会 第10回勉強会「Turnip&アジャイルプラクティス」

2015年4月から活動を開始した長崎IT技術者会ですが,2016年も頑張って行きます!ということで早速1月度の勉強会を企画しました。「Turnipによるエンドツーエンドテスト自動化ことはじめ」はTurnipについてのセッションです。Turnipとはエンドツーエンドテストのツールです。Cucumber の愛用者も沢山いらっしゃると思いますが,CucumberからTurnipに移行する方も増えてきましたね。今回はインストールからテストを通すところを中心に説明いただけるとのことなので,初級者は特に参考になると思います。「アジャイルプラクティス導入事例」は,角田さんご自身の経験から過去体験したアジャイルプラクティスについて発表いただきます。アジャイルorアジャイルプラクティスに興味があって勉強し始めたという方に参考になるのではないかと思います。「メトリクスオタクのススメ,初級」はメトリクスについてのセッションで,今回は初級と題して実施していただきます。今後中級もあるかも?是非このあたりのキーワードにピンと来る方はご参加下さい。

Software Testing ManiaX vol.10 刊行

Software Testing ManiaX vol.10 刊行

歳も押し迫り,現在東京ビックサイトにてコミックマーケットが開催中ですが,さーくるWACATEも参加の予定です。日時:2015/12/31 10:00~16:00場所:東京ビックサイト 東ホ07a当日はSoftware Testing ManiaX シリーズ最新刊であるvol.10を頒布予定です!さーくるWACATEとしても,このvol.10がひとつの区切りとなります。当日参加者の皆さんとお会いできることを楽しみにしています!※少量ですが,既刊を準備しておりますのでこちらもどうぞ。

【レポート】長崎IT技術者会 第9回勉強会 「長崎QDG2015 & 盛岡ソフトウェアテスト勉強会 合同報告会」

【レポート】長崎IT技術者会 第9回勉強会 「長崎QDG2015 & 盛岡ソフトウェアテスト勉強会 合同報告会」

去る2015年12月5日に長崎IT技術者会の年内最後の勉強会を開催しました。 8月に開催した長崎QDG2015は長崎市内での開催でしたが,都内でその報告会をやりたいと企画しました。また,その際同様に地域勉強会である盛岡ソフトウェアテスト勉強会様に声をかけて共同開催という形をとることにしました。これはそれぞれのスタッフや発表者がかぶっており,それぞれ個別にやるよりは一緒に開催したほうがいいよねと会話からでした。 ■初の土曜日開催 これまで長崎IT技術者会の勉強会は平日定時時間後でしたが,コンテンツの内容も多かったため,初の土曜日開催としました。発表時間および質疑の時間が多く取れたため,活発な質疑ができました。このため今後は土曜日午後の中心の開催となっていく方向です。終了後の懇親会も17時くらいから始められるため,そういった意味でも休日開催は良かったです。そのうち一日がかりの勉強会や合宿というものもやっていきたいですね。 ■盛りだくさんのアジェンダ! 当日のアジェンダは盛りだくさんとなりました。 13:30 (05) 開会挨拶:長崎IT技術社会 13:35 (...

【レポート】長崎IT技術者会 第8回勉強会「ソフトウェアテストことはじめ」

【レポート】長崎IT技術者会 第8回勉強会「ソフトウェアテストことはじめ」

去る2015年10月30日に長崎IT技術者会第8回勉強会を開催しました。今回は「ソフトウェアテストことはじめ」と題して,開催しました。■当日のアジェンダ当日のアジェンダは以下です。19:15 開会挨拶:長崎IT技術者会19:20 セッション1:ソフトウェアテストことはじめ:藤沢耕助氏20:00 ショートワーク:自分のテストスキルを測ってみよう:池田暁氏20:20 全体ディスカッション:モデレータ:池田暁氏20:45 閉会挨拶,後片付け勉強会タイトルと同名のセッションとスキル測定についてのショートワークの二本立てです。■ソフトウェアテストことはじめ「ソフトウェアテストことはじめ」は藤沢さんの入社してからこれまでに取り組んだテスト技術に関するスキルアップをまとめたものです。一年目はWACATEに参加した経験を中心に,当時「なぜテストをつまらないと思っていたのか」について考察していました。二年目は開発の現場での経験とテスト設計コンテスト見学にて自身が持った疑問や焦り,そして気付きについて考察,そして三年目はプロセスについて考察しています。けっこう泥臭いことを扱っていたのですが,それだけに...

マインドマップから始めるソフトウェアテスト Advent Calrendar 2015 のおわりに

マインドマップから始めるソフトウェアテスト Advent Calrendar 2015 のおわりに

読者の方々へのご恩返しのつもりで始めた「マインドマップから始めるソフトウェアテスト Advent Calrendar 2015」も25日目,最終回となりました。 ■全25件の記事 これまでに書いた記事を(今回も含めると)リスト化すると次のようになります。 12 / 1 マインドマップから始めるソフトウェアテスト Advent Calrendar 2015 12 / 2 MM本が出版されるきっかけとテストPRESSの記事概要 12 / 3 MM本のコンセプト 12 / 4 MM本の全体構成とおすすめの読む順番 12 / 5 MM本の勉強会 「マインドマップ読書会」 12 / 6 MM本 第I部Chapter1「ソフトウェアテストって何?」についてのあれこれ 12 / 7 MM本 第I部Chapter2「マインドマップって何?」についてのあれこれ 12 / 8 マインドマップとテストとのちょっとイイ関係 12 / 9 MM...

おわりに SQuBOKv2読破会が得たものと今後

おわりに SQuBOKv2読破会が得たものと今後

Happy Holidays!SQuBOK V2 読破会によるAdvent Calendar もいよいよ最終日となりました。最終日はこれまでカレンダーの記事を書いてきた読破会について紹介し,シメとしたいと思います。■読破達成!このAdvent Calendar に取り組んでいる最中に行われた12月度定例会によりSQuBOK V2 を読破しました!実にまる一年12回の定例会を経て読破ということになりますが,3h×12回と考えると頑張れば日中5h取り組むととして1週間ほどで音読による読破がか可能であるということを身をもって実証しました。もっとも,毎回の3hにはディスカッションの時間を含むので,実際はもう少し短期間で読破可能かと思われます。■メンバが読破により得たもの読破会メンバが読破によって得たものはそれぞれにたくさんあったと思いますし,それについては各自が別途Blog記事を起こしてくれるのではないかと思いますが,モデレータとして一歩引いたところから挙げてみようと思います。ソフトウェア品質に関する技術の体系的全体像KAやSKA,Topicsレベルでの知識関連する参考文献等それらについて...

[発表資料紹介] テスト設計へのマインドマップの適用の基本とTAME

[発表資料紹介] テスト設計へのマインドマップの適用の基本とTAME

「マインドマップから始めるソフトウェアテストAdvent Calendar 2015」 の24日目です。 今回は,マインドマップから始めるソフトウェアテストで書いたことをベースとして検討して実践しているテスト分析設計手法「TAME」について紹介します。 ※ご注意:本Advent Calendar はあくまで池田の個人企画です。 ■TAMEとは TAMEとはTesting Aid using Mindmap Effectively の略で,マインドマップを利用したテスト分析設計手法です。JaSST'09Tokyoで発表した際の資料は次の資料です。 JaSST'09Tokyo当時の資料ということで内容は古いのですが,今回はこの資料をベースに簡単に紹介します。 ■テスト分析設計を対象とする マインドマップから始めるソフトウェアテストで挙げたテストプロセスは「テスト分析」「テスト設計」「テスト実装」「テスト実行」「テスト報告」をベースとしたものですが,このうちもっとも創造性が必要になるのは「テスト設計」です。従って,マインドマップの効果をもっと生かしやすいのはこのテス...

[発表資料紹介] ソフトウェアテストにおける発想支援ツールの活用

[発表資料紹介] ソフトウェアテストにおける発想支援ツールの活用

「マインドマップから始めるソフトウェアテストAdvent Calendar 2015」 の23日目です。 今回は,筆者がこれまでに発表した際の発表資料を紹介します。マインドマップから始めるソフトウェアテストを読み終わった後に参考としていただけると,理解を深めたり補足になったりするかと思います。 ※ご注意:本Advent Calendar はあくまで池田の個人企画です。 ■ソフトウェアテストにおける発想支援ツールの活用 本資料はマインドマップから始めるソフトウェアテストをベースにしつつも,よりマインドマップをどう使うかということを強調して作った資料です。少々古い資料となりますが,書籍と合わせて参照ください。 この2つの資料には書籍には書いていない以下のようなことに触れています。 マインドマップ以外の発想支援ツール ソフトウェア開発/テストにおけるテストとは 自由記述型/テンプレート型それぞれの特性 コミュニケーションツールとしての利用 是非情報を活用いただけたらと思います。 ■おわりに マインドマップをテストに使うといい効果を沢山与...

MM本 第IV部Chapter11「まとめ ~テスト現場でマインドマップを使うために~」についてのあれこれ

MM本 第IV部Chapter11「まとめ ~テスト現場でマインドマップを使うために~」についてのあれこれ

「マインドマップから始めるソフトウェアテストAdvent Calendar 2015」 の22日目です。 今回は,第IV部Chapter11「まとめ ~テスト現場でマインドマップを使うために~」を取り上げます。いつものように読む上で注目して欲しいポイントと補足をします。 ※ご注意:本Advent Calendar はあくまで池田の個人企画です。 ■あらためてソフトウェアテストにおける作業の全体像とつながりを押さえてほしい 本Chapterは全体をとおしてのまとめとマインドマップを現場に入れるためのあれこれについて補足をしています。読者の皆さんにお願いしたいのは,ここであらためてテストにおける作業の全体像を整理して欲しいということです。 作業をテストプロセスをベースにChapterとして区切り,それぞれに解説をしましたのでそれら個別の(塊の)作業は理解できていると思います。ですが,それらのつながりについては解説していません。例えばテスト設計のアウトプットがどのようにテスト実装のインプットとなっているのか,テスト実装をうまくやるためにそれ以前にどのようなことが行われていな...

MM本 第III部Chapter10「PC用のツールを活用しよう」についてのあれこれ

MM本 第III部Chapter10「PC用のツールを活用しよう」についてのあれこれ

「マインドマップから始めるソフトウェアテストAdvent Calendar 2015」 の21日目です。 今回の記事は,第III部Chapter10「PC用のツールを活用しよう」を取り上げます。いつものように読む上で注目して欲しいポイントと補足をします。 ※ご注意:本Advent Calendar はあくまで池田の個人企画です。 ■Chapter10での記述の多くは陳腐化している このChapter10ですが,8年を経て内容が陳腐化しています。ただし,記述の全てが陳腐化している訳ではありません。紹介したツールの情報が古くなっているため,そういった意味で陳腐化しています。ツールは各自新しい物を探していただくとして,ポイントを紹介しておきます。 ■アナログ情報をデジタル情報として変換しておくこと 本書ではマインドマップは手描きを推奨していますが,手描きしているとその成果物として,当然ながら紙に書かれたマインドマップが作成されます。テストの活動の折々に作成されたマインドマップはおそらく,一連のテスト活動が完了したときには数十枚から数百枚の単位となっています。これらをアナロ...

MM本と関連する関連入門記事のご紹介

MM本と関連する関連入門記事のご紹介

「マインドマップから始めるソフトウェアテストAdvent Calendar 2015」 の20日目です。 19日の記事で,第II部の解説が終了しました。途中で挫折するんじゃないかと思うこともありましたが,ひとまず達成できてほっとしています。この本は先輩と若手の対話にて解説を進行していますが,本では書けなかったもっと基本的なことがあります。それについて紹介します。 ※ご注意:本Advent Calendar はあくまで池田の個人企画です。 ■新人注目! テストを極める最初の一歩(gihyo.jp) これはgihyo.jpにて第6回で連載した,入社したての新人クンを対象とした記事です。マインドマップで始めるソフトウェアテストは入社したての新人クンにはまだ距離があると思っていました。ベテランや入社して半年たったくらいの方には当たり前だろうと思うことが,入社したてのころにはそのすべてが難しいことに感じますし,どう対応してよいかわかりらない方もいるでしょう。そういった方に特化した内容としてこの連載記事を書いています。あと半年もすれば,読者の皆さんの職場にも新人クンが配属されて...

MM本 第II部Chapter9「テスト報告 ~報告書を作成しよう~」についてのあれこれ

MM本 第II部Chapter9「テスト報告 ~報告書を作成しよう~」についてのあれこれ

「マインドマップから始めるソフトウェアテストAdvent Calendar 2015」 の19日目です。 今回の記事は,第II部最後となるChapter9「テスト報告 ~報告書を作成しよう~」を取り上げます。いつものように読む上で注目して欲しいポイントと補足をします。 ※ご注意:本Advent Calendar はあくまで池田の個人企画です。 ■テスト実施結果リストはテスト報告書ではない このChapter9で伝えたいことは、テスト実施結果リストはテスト報告書ではないということです。よく見かける例として「テストケースリスト(表)に実施日と担当者,合否結果を記入したものの表紙をテスト報告書とする」があります。テストケースリスト(表)に実施日と担当者,合否結果を記入したものは単なる劣化テストログであって,決してレポートではありません。なぜならば,報告の要素が一つも入っていないからです。 ■テストにおける報告はそれほど普及していない おそらくですが,国内においてテスト報告はあまりきちんと実施されていないのではないかと思います。テストケースをすべて実行したら終了といったよう...

操作を記録してくれる「ステップ記録ツール(問題ステップ記録ツール)」を使ってみる

操作を記録してくれる「ステップ記録ツール(問題ステップ記録ツール)」を使ってみる

「マインドマップから始めるソフトウェアテストAdvent Calendar 2015」 の18日目です。 17日の記事では,Chapter8「テスト実行 ~テストログとインシデントレポートを書こう~」を取り上げましたが,テスト実行ログを手作業でとるのはなんだかんだ大変です。今回は簡単なTIPSを紹介したいと思います。 ※ご注意:本Advent Calendar はあくまで池田の個人企画です。 ■テスト実行効率はどれだけ細かい作業を自動化できるかが鍵 テスト実行効率を改善したい場合,すぐにテストケース実行ツールを導入したくなりますが,ちょっとまってください。それだけが解ではありません。実行そのものだけではなく,記録の手間や記録の分析をどれかけ省力化できるかということも大切で,それの改善はかなりの効果を生み出します。 テスト実行という言葉から,実行のみだけをイメージすることにならないようにすることが大切です。 ■実行ログを自動記録する 今回は1つだけ紹介をいます。 現在ではテストケースの実行時にはその手順やスクリーンショットを残しエビデンスとするということが求められ...

MM本 第II部Chapter8「テスト実行 ~テストログとインシデントレポートを書こう~」についてのあれこれ

MM本 第II部Chapter8「テスト実行 ~テストログとインシデントレポートを書こう~」についてのあれこれ

「マインドマップから始めるソフトウェアテストAdvent Calendar 2015」 の17日目です。 今回の記事は,Chapter8「テスト実行 ~テストログとインシデントレポートを書こう~」を取り上げます。いつものように読む上で注目して欲しいポイントと補足をします。 ※ご注意:本Advent Calendar はあくまで池田の個人企画です。 ■テスト実行では実行に加えて記録が重要 勘の良い方だとChapetr8のタイトルを見て気がついたかもしれません。「テストケースを実行しよう」ではなく「テストログとインシデントレポートを書こう」としています。 もちろん実行することは(当たり前かつ)大切でなのですが,テストケースの実行そのものはテスト実装がきちんとなされていれば(よほど実行に専門性が必要な場合でなければ)すんなりと対応できるでしょう。 テスト実行では実行と共に大切な作業として「記録」があります。この重要性に余り目を向けられることがないのですが,直接的な実行と並んで大変重要です。なにせ実行したことを証明するための物だからです。記録を伴わない実行は信用に値されない...

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