去る2015年12月5日に長崎IT技術者会の年内最後の勉強会を開催しました。
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8月に開催した長崎QDG2015は長崎市内での開催でしたが,都内でその報告会をやりたいと企画しました。また,その際同様に地域勉強会である盛岡ソフトウェアテスト勉強会様に声をかけて共同開催という形をとることにしました。これはそれぞれのスタッフや発表者がかぶっており,それぞれ個別にやるよりは一緒に開催したほうがいいよねと会話からでした。
■初の土曜日開催
これまで長崎IT技術者会の勉強会は平日定時時間後でしたが,コンテンツの内容も多かったため,初の土曜日開催としました。発表時間および質疑の時間が多く取れたため,活発な質疑ができました。このため今後は土曜日午後の中心の開催となっていく方向です。終了後の懇親会も17時くらいから始められるため,そういった意味でも休日開催は良かったです。そのうち一日がかりの勉強会や合宿というものもやっていきたいですね。
■盛りだくさんのアジェンダ!
当日のアジェンダは盛りだくさんとなりました。
- 13:30 (05) 開会挨拶:長崎IT技術社会
- 13:35 (05) 開催レポート「長崎QDG2015開催報告」:池田 暁 氏
- 13:40 (05) 開催レポート「第1回盛岡ソフトウェアテスト勉強会開催報告」:藤沢 耕助 氏
- 13:50 (25) 参加レポート「長崎QDG2015参加報告(仮)」:すずき しょうご 氏
- 14:15 (25) 参加レポート「第1回盛岡ソフトウェアテスト勉強会参加報告」:佐々木 千春 氏
- 14:40 (15) ディスカッション「参加者に聞いてみよう」:全員
- 14:55 (05) 休憩
- 15:00 (15) 再演セッション1「SQuBOK読破会活動紹介とSQuBOKにおける派生開発」:藤沢 耕助 氏
- 15:20 (25) 再演セッション2「V字モデルのテスト工程のインプットがUSDMだったときに慌てないために」:池田 暁 氏
- 15:40 (30) 再演セッション3「ソフトウェアテストことはじめ」:藤沢 耕助 氏
- 16:10 (30) セッション:「地域勉強会をやってみよう ~実現までに必要なアレコレ」:池田 暁 氏
- 16:40 (05) 閉会挨拶,後片付け
おおまかには「主催者による開催報告」「参加者による参加報告」「再演セッション」の3つです。また,「地域勉強会に関するセッション」を加え4つのセッションが設けられました。
■主催者による開催報告
まず最初に主催者による開催報告ということで長崎QDG2015は池田から,盛岡ソフトウェアテスト勉強会は藤沢さんから簡単に報告しました。報告はイベントの趣旨や概要についてです。長崎QDG2015については資料を公開していますので内容については参照ください。
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■参加者による報告
今回の勉強会としてはこの参加者による報告がメインのセッションということになります。突然の参加報告のお願いに快く対応いただきました発表者のお二人に感謝いたします。ありがとうございました。
まず「長崎QDG2015参加報告(仮)」と題して,すずき しょうごさんから発表がありました。発表ではUSDMについてのセッションを中心に,観光の見どころなども紹介していただきました。来年の長崎QDGに参加を検討いただいている方には観光の見どころは参考になるのではないかと思います。
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次に「第1回盛岡ソフトウェアテスト勉強会参加報告」と題して,佐々木千春さんから発表がありました。発表では盛岡の紹介から始まり,各セッションについての感想が発表されました,当日は質疑が活発であったそうです。また,今回は県外からの発表が多くを占めましたが,盛岡ではあまりテストについての勉強会や発表がなくとても貴重な機会となったとのことです。
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■再演セッション
再演セッションでは長崎QDG2015と盛岡ソフトウェアテスト勉強会での発表のいくつかが再演発表されました。内容についてはそれぞれのレポート記事で触れられていますので本記事では扱いませんが,初めて発表を聞いた参加者から活発な質問がありました。また,すでに現地で聞いていた方も,二度目の聴講でより理解を深められたようです。
■「地域勉強会をやってみよう ~実現までに必要なアレコレ」
せっかくなのでということで,僭越ながら筆者も発表させていただきました。
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長崎QDG2015は主催者が東京にいながら長崎で開催するというチャレンジだったのですが,その企画や実施についてはそれまでかかわってきたJaSSTをはじめとしたシンポジウムやカンファレンス,技術コミュニティでの勉強会などの経験やノウハウを使っています。今後,同様に地域勉強会やイベントをやってみたい方の参考になればと思い,それらのエッセンスを簡単に紹介しました。
時間の関係上本当にエッセンスのみになってしまったのですが,参考になればと思います。
■おわりに
この勉強会は地域勉強会の報告会として開催しましたが,今後同様にいくつかの地域勉強会と合同で報告会を実施するのもいいかなぁと思いました。日本全国のコミュニティのきっかけとし,連携などできればといいですよね。例えばお互いにゲストとして発表者を呼び合うことでコンテンツの交流をしたりするのもありだと思います。
さて,次回の勉強会は年明けとなります。頑張って企画していきますので,ぜひ積極的にご参加いただけると幸いです!