CPM法はそれなりに大切と思うわけで


 Twitter等で「まともにテストできてないところはたいていCPM法だよねwww」みたいなことを見かけることがありますが,ちょっともやもやすることがあります。

 私はCPM法は「最低限やるべきテスト」としてそれなりに大切というか基本的な考え方と考えています。

 CPM法ってのは要求項目や仕様項目の記述のおしりに「○○できることを確認する」とか「○○であることを確認」みたいにテストケースを作るという”やっていることは塗りつぶしチェック”に近いわけですが,故に定義した要求や仕様のそれぞれが確実に最低1バリエーションのテストケースが実行されます。この場合テストとしての強度や充実度については,ドキュメントが相当テストのことを考えて書かれていない限り弱いことは明白なのですが,少なくとも一回はテストされているということで記述に対するテスト実行の網羅性は100%を達成することになります。要求項目や仕様項目に対するテストがありませんでしたみたいな話をそれなりに聞くことがありますが,それは解決できるわけです。だって最低一回はやりますから。

 また,CPM法をきちんとやると結果として要求項目や仕様項目とテストケースとのトレーサビリティが確保されるように誘導されます。だって,仕様項目に対してテストケースを紐付けしておかないとテストレビューで指摘されることになります。「ことを確認するテストが漏れてるじゃん!」ってね。でもこれって大切なことで,テストで基本的な考え方として抑えておかねばならない「バリデーション」を(程度はあるけど)フォローできるってことなんです。

 つまり,仕様書等に書かれていることはある意味まじめにテストされているわけですから,きちっとCPM法をやると要求や仕様ベースの品質はけっこういい線までいきます。この結構いい線までいったところで,さらに高い品質をもとめるためにテストケースを増やすためにテスト技法などが活躍します。基本的な品質を確保したところでテスト技法を活用して合理的にテストの強度や充実度,ある尺度における網羅性をさらに高めるわけです。テスト観点によるテスト分析設計技法を使おうが,要求や仕様について漏れなくテストするということが大切なことは変わらないわけで,そういった意味でCPM法はそれなりに価値がありますし,基本的なことなのだと思います。

 そんなことからCPM法はまじめにやれば結構役に立つので,雰囲気でCPM法wwwと使われている場合などにもやもやするんだろうなぁと思います。

Agile Japan 2016 長崎サテライト with NaITE にて登壇します


 長崎でいずれはやりたいイベントの1つであったAgile Japan ですが,今年は人の縁にも恵まれ,サテライト開催を実現することができました。

Agile Japan 2016 長崎サテライト with NaITE ※仮 (2016/07/30 12:00〜)
長崎でもアジャイろう! ということで,Agile Japan 2016 の長崎サテライトを開催することになりました! アジャイルに興味がある&これから始めてみようという方々に向けて鋭意検討中です! # ◆概要(検討中) 名称 : Agile Japan 2016 長崎サテライト wit...

 私自身,かつてはXPjugの勉強会やXP祭りに参加していたこともあり,また,業務でも(それが正しい物かどうかはおいておいて)アジャイル開発を経験することができ,またアジャイル分野への関心が高まってきていたところでありました。また,コミュニティでの勉強の事実があったので業務でも実践できたわけで,それをまたコミュニティに還元できればと考えていました。

 そうしたときにタイミング良くAgile Japan 2016 実行委員長である和田さんにお声がけいただき,あれよあれよという間に開催となりました。

 当日は長崎出身の私も少ない経験からですが,30分ほどお話させていただくこととしました。まだ内容は詰め切れていませんが,過去に導入したアジャイルプラクティスについて,始めて実践したときにどういう感想を持ったかをお話しできればと考えています。もちろんそれだけではなくて,開発の経験からのあれこれについてもお話しできればと考えています。

 参加受け付け開始は6月中旬を予定しております。席は少ないのですが,是非とも多くの方にご参加いただければと思います!

RedArmory Version 1.1.1.0が公開


 本Blogでも紹介させていただいたRedArmoryの ver 1.1.1.0 が公開されました

 ver1.0.0.10~ver 1.1.1.0のアップデートで前回の記事で要望した以下の2点に対応いただきました! ありがとうございます!

  • バックアップ時にできるフォルダ名に「yyyy/mm/dd」を付加
  • バックアップファイルのリスト化

 これにより,随分と使い勝手が良くなって助かりました。(デイリーバックアップなど,毎回リネームするのはそれなりに手間がかかっていた)

 今後のアップデートも引き続き楽しみです。

*バグっぽいもの?
ツールを起動後,そのままにして翌日バックアップ操作を行なうとエラーになってしまいます。おそらく起動時に日付を取得してそのまま使っているのではと思います。日時の取得をバックアップ処理の直前に行なうように改善すれば大丈夫だと思いますが,ツールを立ち上げなおせば良いですね。(^^;