「 講演/発表しました 」一覧

ASTER出張セミナー in 長崎 で講師を担当しました

ASTER出張セミナー in 長崎 で講師を担当しました

2020/2/1(土)に長崎県長崎市で開催された「ASTER出張セミナー in 長崎」で講師を担当しました。 このセミナーはASTERセミナー標準テキストを使用して開催したもので、私は1~2章の解説を担当させていただきました。 第1章は「テストの基礎」、第2章は「ソフトウェアライフサイクル全体を通してのテスト」ですが、当日は特に第1章に時間を多く割いて解説させていただきました。今回の参加者には、これからIT業界を目指すであろう学生の方が参加しており、プロの開発とは品質に対して大きな責任を持つことになることをしっかりと伝えたかったからです。ASTERセミナー標準テキストはベースにしつつも、スライドを何枚か追加して解説しましたが、伝わっていればいいなぁと願います。 さて、この資料を使って解説したのは今回が初めてだったので、多少の不安があったのですが、終わってみれば初めてにしてはまぁまぁだったかなと思いました。そして喋ってわかったことは、この資料がうまくまとまっているなぁということ。講義資料として、その展開や内容の粒度はちょうどよかったです。そのうち社内でも使った講義を行ってみ...

JaSST’19 Hokkaido で講演させていただきました

JaSST’19 Hokkaido で講演させていただきました

去る2019年8月30日にJaSST'19 Hokkaido で講演の機会をいただき、札幌まで行ってきました。 JaSST Hokkaido はソフトウェアテストに関するシンポジウムで、今回は札幌市教育文化会館で開催されました。テーマは「マインドアップ ~テスト設計技法を知っていたら十分と思ってないかい?~」でした。 とても貴重な機会をいただいて得るものもたくさんでしたので、実行委員会へのフィードバック、自身の記憶に残したいなとBlogを書くことにしました。 打診から講演確定 実行委員から最初にお話しをいただいたのは、2月に開催したNaITEの勉強会の場でした。 「いけどーん、ねぇー、話さない?」 そんなやわらかい感じで打診いただきまして、基本的にはお声がけいただいたお話は断らないので「私でも貢献できる内容であれば喜んで~」とお伝えしました。 この時点では候補者は複数おられたようでしたが、最終的には、3月の「改訂新版マインドマップから始めるソフトウェアテストが4月に発売」というリリースが決め手になってご依頼いただきました。(4月にご連絡いただきました) まさかの...

JaSST’18 Kyushu で講演しました

JaSST’18 Kyushu で講演しました

2018年11月22日(木)に長崎県美術館にて開催されたソフトウェアテストのシンポジウム「JaSST'18 Kyushu」で登壇しました。 JaSST'18 Kyushu のテーマは「"実践1Day"同値分割の達人」ということで、プログラムもそれを意識したものとなっています。井芹久美子氏によるワークショップ「ワークを通してじっくり考える同値分割&境界値分析」でテスト設計技法の基礎的かつ最重要とも言える同値分割/境界値分析を基本から学べる内容で、初級者は勿論ベテランにおいてもあらためて技法を学び直せる機会であり、実際に熱心に手を動かしていました。それを受けた井芹洋輝氏による基調講演「品質・仲間・技術と向き合ってテスト設計技法の力を引き出す」は、無数にあるテスト設計技法をどのようにして適切に選択するのかを事例を交えながら解説でした。チームで力を合わせることが大切であるという主張には聴講者も響くものが多かったようです。 その後、実行委員による様々な取り組み事例が紹介されました。実行委員長を務める松谷峰生氏による「マンガを用いた業務教育アプローチについて」はタイトルが示すとお...

第3回盛岡ソフトウェアテスト勉強会に参加&発表してきました

第3回盛岡ソフトウェアテスト勉強会に参加&発表してきました

先日のBlogでもお伝えしたとおり、2017年11月3日に開催の第3回盛岡ソフトウェアテスト勉強会に参加&発表してきました。 台風が続けて上陸したりとても寒い日が続いたりといった感じだったので天候を心配していたのですが、当日は心配することもないくらいに良い天気でまさに勉強会日よりといった感じでした。   初の盛岡ということで食事も楽しみにしていたのですが、開始前のお昼ご飯は盛岡冷麺のお店に連れて行っていただきました。普段食べる冷麺と異なり、スープの出汁がしっかりしていて美味しかったです。普通盛りにしたのですが、ペロッと食べちゃったので大盛でも良かったかなぁと思いました。あっさりしているので入っちゃいますね。 さて、勉強会ですが、盛岡ソフトウェアテスト勉強会としては第3回となります。今回のテーマは「じゃじゃ!! 『テスト』ってなんだべ?」で、初学者・他社のテストに興味がある人などにテストの奥深さを感じてもらうことが狙いとのことでした。回を重ねるにつれて規模も大きくなっているそうですが、今回はほぼ満席で熱気があふれていました。 私はセッションのトップバッターを仰せつかりま...

Agile Japan 2016 長崎サテライトでの講演資料を公開しました

Agile Japan 2016 長崎サテライトでの講演資料を公開しました

 2016年7月30日(土)にメルカつきまち(長崎市)で開催した「Agile Japan 2016 長崎サテライト with NaITE」で講演してきましたが,公開用の講演資料が完成しましたので本日公開しました。 講演は「Are you ready? ~アジャイルプラクティスの実践と実感~」と題し,長崎サテライトのメインテーマである「スタートアップ」を意識し,興味はあるが何から手をつけたら良いかわからないとか,まさにこれからはじめるとことだ,というような方々に向けた内容としてました。 始めに簡単にアジャイル開発についてのおさらいをし,アジャイル開発を導入するにあたって活用が必須となるアジャイルプラクティスについて,その導入のとっかかりとなる資料を紹介しました。また,いくつかのプラクティスについては初めて使ったときにどうであったかの実感を共同発表者のツノダさんにお話しいただきました。そして最後に導入前に考えておいた方がよいあれこれについて紹介しています。 30分というとても短い時間であったため,内容はかなり絞り込んだわけですが,それでも熱心に聴講いただく姿が檀上からよく見え,感謝に堪...

JaSST’16 Tokyo テストプロセス改善技術パネルのパネル進行資料が公開されました

JaSST’16 Tokyo テストプロセス改善技術パネルのパネル進行資料が公開されました

3月にJaSST'16 Tokyo でテストプロセス改善技術についてのパネルディスカッションモデレータを担当しましたが,その進行資料とTMMi概説資料が公開されました。進行資料では国内におけるこれまでの技術の普及状況を,TMMi概説資料ではTMMiについて簡単な解説が掲載されています。4月にASTERテストプロセス改善研究会が活動をしていますが,まだまだ日本語による情報がないなかご参考になればと思います。

【レポート】長崎IT技術者会 第9回勉強会 「長崎QDG2015 & 盛岡ソフトウェアテスト勉強会 合同報告会」

【レポート】長崎IT技術者会 第9回勉強会 「長崎QDG2015 & 盛岡ソフトウェアテスト勉強会 合同報告会」

去る2015年12月5日に長崎IT技術者会の年内最後の勉強会を開催しました。 8月に開催した長崎QDG2015は長崎市内での開催でしたが,都内でその報告会をやりたいと企画しました。また,その際同様に地域勉強会である盛岡ソフトウェアテスト勉強会様に声をかけて共同開催という形をとることにしました。これはそれぞれのスタッフや発表者がかぶっており,それぞれ個別にやるよりは一緒に開催したほうがいいよねと会話からでした。 ■初の土曜日開催 これまで長崎IT技術者会の勉強会は平日定時時間後でしたが,コンテンツの内容も多かったため,初の土曜日開催としました。発表時間および質疑の時間が多く取れたため,活発な質疑ができました。このため今後は土曜日午後の中心の開催となっていく方向です。終了後の懇親会も17時くらいから始められるため,そういった意味でも休日開催は良かったです。そのうち一日がかりの勉強会や合宿というものもやっていきたいですね。 ■盛りだくさんのアジェンダ! 当日のアジェンダは盛りだくさんとなりました。 13:30 (05) 開会挨拶:長崎IT技術社会 13:35 (...

【レポート】長崎IT技術者会 第8回勉強会「ソフトウェアテストことはじめ」

【レポート】長崎IT技術者会 第8回勉強会「ソフトウェアテストことはじめ」

去る2015年10月30日に長崎IT技術者会第8回勉強会を開催しました。今回は「ソフトウェアテストことはじめ」と題して,開催しました。■当日のアジェンダ当日のアジェンダは以下です。19:15 開会挨拶:長崎IT技術者会19:20 セッション1:ソフトウェアテストことはじめ:藤沢耕助氏20:00 ショートワーク:自分のテストスキルを測ってみよう:池田暁氏20:20 全体ディスカッション:モデレータ:池田暁氏20:45 閉会挨拶,後片付け勉強会タイトルと同名のセッションとスキル測定についてのショートワークの二本立てです。■ソフトウェアテストことはじめ「ソフトウェアテストことはじめ」は藤沢さんの入社してからこれまでに取り組んだテスト技術に関するスキルアップをまとめたものです。一年目はWACATEに参加した経験を中心に,当時「なぜテストをつまらないと思っていたのか」について考察していました。二年目は開発の現場での経験とテスト設計コンテスト見学にて自身が持った疑問や焦り,そして気付きについて考察,そして三年目はプロセスについて考察しています。けっこう泥臭いことを扱っていたのですが,それだけに...

NaITE#8 でショートワークショップ「テストスキルを計ってみよう」を実施しました

NaITE#8 でショートワークショップ「テストスキルを計ってみよう」を実施しました

NaITE(長崎IT技術者会)の第8回勉強会にて「テストスキルを計ってみよう」というショートワークを実施しました。 本ショートワークでは,自分のソフトウェアテストのスキルを計ってみようということで,世の中にある自己診断に使える技術の概要を紹介した後に,Test.SSFを使って簡単に自己診断し,参加者で議論するということを行ないました。ソフトウェアテスト技術やスキルは漠然としたイメージしか持っていない方が多いですが,ある尺度を使って自分を診断し,それを身の回りに主張し,それをコンテキストとして共有して議論するのはとても有意義だったのではないかと思います。お互いの得手不得手がわかりますので,お互いへの情報提供やアドバイスがより的確に実施できたのではないかと思います。 普段自分をテストエンジニアと呼称している人でも,「特に〇〇が得意なテストエンジニア」という自己紹介ができるようになると,チームを組む人との情報共有もはかどっていきます。また,自身に足りていないことを自覚することでその後のスキルアップに生かすことができます。 今回のショートワークでやったようなことはすぐにできま...

テストプロセス改善技術概要およびTPI NEXT 日本語版 ざっくり概要 資料を公開しました

テストプロセス改善技術概要およびTPI NEXT 日本語版 ざっくり概要 資料を公開しました

以前告知したTPI NEXT 日本語版 発売記念勉強会を予定通り9/28定時後に開催しました。当日は翻訳者である薮田さんと湯本さんにゲストとしてお越しいただ,参加者も定員を超える人数で,総勢40名ほどで盛会となりました。 レポートは後日改めて書きたいと思いますが,取り急ぎ,当日の資料を公開しておきます。 勉強会後に読み始めたという方も多いかと思いますので,その参考になればと思います。 ■テストプロセス改善技術の概要 from Ikedon ■TPI NEXT ざっくり概要 from Ikedon  TPI NEXT 日本語版は本当に読みやすいのでテストプロセス改善技術の勉強を開始する本としておすすめです。関連する書籍を合わせて入手し職場改善に取り組んで下さいね。書籍は以下のものの他,TMMIi FoudationによるドキュメントやJSTQBが公開しているISTQB-AL-テストマネージャのシラバスが参考となります。     今回の勉強で扱わなかったCTPやSTEPについては...

【開催レポート】長崎QDG2015  その7:クロージングトーク&クロージングセッション

【開催レポート】長崎QDG2015  その7:クロージングトーク&クロージングセッション

 レポートも第7回目となりました。今回はクロージングトーク&クロージングの様子をレポートします。  クロージングトークは予定では清水さんと筆者にて派生開発やUSDMについてその未来を語るというものでしたが,当日はこの内容は使わず,議論ができなかった「V字モデルのテスト工程のインプットがUSDMだったときに慌てないために」のディスカッション部分として実施することになりました。  「V字モデルのテスト工程のインプットがUSDMだったときに慌てないために」では後半に「そもそもV字モデルでいいのか,本来のXDDPでのテストとは?」というテーマでディスカッションする予定でした。これについて,実は当日までにメールで清水さんと筆者で議論をしていました。これを受けて,まず最初に清水さんからXDDP提唱者の立場から,解説をしていただきながら議論することとなりました。その要点としては以下です。 XDDPではテストを語らないわけではなく,それ以前に品質を作りこむことを重視している テストに必要な情報は変更要求仕様書を工夫することで盛り込める 例えば,TMの列にテスト仕様書を加えるのもありだろう ...

【開催レポート】長崎QDG2015  その6:コミュニティアピールセッション

【開催レポート】長崎QDG2015  その6:コミュニティアピールセッション

 レポートの第6回目です。 今回はコミュニティアピールセッションの様子をレポートします。コミュニティアピールセッションとは,休憩時間に実施されるレストタイムスライドショーセッションの資料を使って2分間アピールをするものです。(本記事掲載の写真は各発表者の許可を得て掲載しています)■ 長崎SWQuality&DevelopmentGathering2015 レストタイムスライドセッション スライド集  今回は次のコミュニティから投稿をいただきました。 長崎IT技術者会 バグ票ワーストプラクティス検討プロジェクト 九州ソフトウェアテスト勉強会 「長崎IT技術者会」は本イベントの主催元であり,Facebookグループで活動中です。長崎に縁があったり興味があれば参加できるとし,長崎にこだわらず全国各地で勉強会を開催しています(県外開催の場合は,冒頭に長崎の宣伝つき)。 これまでに東京地区でマインドマップによるテスト分析設計勉強会やISTQB-AL勉強会など5回の勉強会を実施,イベント後にも9/2に第6回を開催予定です。また,年に一度以上は長崎でもイベントや勉強会をやっていきたいので...

【開催レポート】長崎QDG2015  その4:V字モデルのテスト工程のインプットがUSDM形式だったときに慌てないために

【開催レポート】長崎QDG2015  その4:V字モデルのテスト工程のインプットがUSDM形式だったときに慌てないために

 折角地元でイベントを開催したのですから,筆者自身も何か技術を紹介したいという想いがありました。自身が主催するイベントとで自身がしゃべるというのはマッチポンプも過ぎるのではという考えも一瞬よぎったのですが,なかなかない機会でもありましたし,時間の調整セッションも必要だと自分を納得させしゃべることにしました。自身のスライドを簡単に解説します。(過去のBlog記事を改編して作成しています) ■V字モデルのテスト工程のインプットがUSDM形式だったときに慌てないために from Ikedon  イベントのテーマである「派生開発」それと,清水さんが「USDM」について講義下さっている,「テストの立場に立ったセッションも入れたい」といういうことで,こういったタイトルに落ちつきました。  USDMについてはすでに清水さんの講義で理解をしているはずです。また,XDDPについては藤沢さんの発表にて概要が紹介されています。これらを前知識として利用させていただくことにしました。どちらもあるべき姿に立って語られていますので,このセッションでは「そうはいっても現実いびつな状況ってあるよね」とい...

【開催レポート】長崎QDG2015  その1:オープニングセッション

【開催レポート】長崎QDG2015  その1:オープニングセッション

 長崎QDG2015はオープニングセッションから始まりました。 ■長崎SWQuality&DevelopmentGathering2015 オープニング資料 from Ikedon  このセッションは勉強会イベントを開催するに当たってその概要と長崎IT技術者会について説明をするものです。  長崎SWQuality & Development Gathering 2015 とはその名の通り,ソフトウェア品質技術と開発技術のどちらも取り扱いトータルとしてのソフトウェア開発を勉強し,またそういったロールの人が交流しようという想いが込められています。  常々ソフトウェア開発技術というものは総合技術であると思っています。(体系化による)技術分野やロールの異なりがあるとしても,連携したり作用したり融合したりする必要があるはずです。ですので,今回は品質技術と開発技術にわけていますが,両方を取り扱う必要があると考えたわけです。勉強会等を利用して成長していくうえで,自身の専門技術はこれだとか,自分のロールはこれだとか決めてしまうのはある意味自分を限ることなのかもしれません...

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