「 2014年03月 」一覧

テストケース表現はバリエーションがある

テストケース表現はバリエーションがある

最近テスト技法について教える機会が多いのですが、その後話を聞くとなかなかテストが改善しないという話を聞きます。 どういったことなのかとよくよく話を聞いてもテスト技法の適用は間違ったことはやっていない。 そこでテストケースを見せてもらうと、これが良くない。そもそもテストケースとしてきちんと書けていないのです。 そういった状況においてはどれだけテスト技法を覚えたとしても実際の業務で使えるもににはなりません。 実行担当者はテストケースを読んで実行します。そのテストケースの理解が難しかったり、そもそも成立していなかったら、テスト実行の品質は期待できないですから、結果としてテストは成立しないでしょう。 例えば制御フローテストという技法を使う場合、フローグラフに線を重ねることでテストケースを表現する場合もあれば、デシジョンテーブルを使って表現する方法や手順ベースで書くこともできます。 どれが表現方法として適切でしょうか? 多くの場合、組織でテストケース(リスト)の標準フォーマットが規定されていますが、それをそのまま何も考えずに使うとテスト技法とマッチせず、結果として非...

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