【開催レポート】第0回マインドマップ本読書会

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2015-09-02 18.56.46.jpg 長崎IT技術者会の勉強会として,新たに「マインドマップ本読書会」が企画され,その第0回が実施されました。

 ★第0回マインドマップ本読書会
  http://nagasaki-it-engineers.connpass.com/event/18001/

 この勉強会は『初心者かつ20代のエンジニア限定』を対象としています(実際には,テスト技術分野の初級者であればOK)。「ソフトウェアテストのいろはを知りたい」「テストの基礎から勉強したい」「テストの勉強を始めて間もない」という人たちで集まって,本の読破&日々のテスト業務の改善をめざす勉強会ということです。

 筆者はというと,著者の一人ということで,予定が合うときには顔を出し適宜議論に加わるといったオブザーバー的な立場でご協力させていただきます。

当日は藤沢さん+参加者4名+筆者の計6名が集まりました。

 まず最初に発起人である藤沢さんから挨拶があり,各自の自己紹介がありました。
エンプラ系やWeb系,組込み系と分野がばらけており,また,今年の入社したばかりという方もおられ,バラエティに富んだ構成となったようです。議論にも幅が出そうですね。

 次に藤沢さんから「マインドマップ本」の概要について,解説がありました。
本の概要や各章ではどんな内容が取り上げられているのかという内容です。マインドマップ本を読むのはこれからという方々なので,読書に入る前に全体の概要を捉えられたのは良かったのではと思いました。質疑の時間もとられましたが,なにせ皆まだ読んでいないので,質問もほとんど出ませんでしたが,勉強会の会を追うごとにきっと活発になっていくのだろうと思います。そこにメンバの方々の理解具合というのが表れてくるのだと思います。

 その勉強会の今後ですが,どのように進めていくのかが話し合われ,藤沢さんから3つの案が出されました。

  • 案1:特に事前の準備なく,集まって輪読して議論
  • 案2:事前に読んできて,当日議論
  • 案3:内容を要約したスライド使って,解説&議論

 もちろんこの3つ目が一番効果はありますが,準備の工数も少しかかるということになります。

 議論の結果,基本的には案3をベースとしつつ,手を動かす時間も設けることとなりました。

  •  第II部(3章から9章)を読書会の対象とする
  •  各章の担当を決めて,その人が内容をスライドにまとめ,当日解説する
  •  当日まとめ担当ではないメンバも事前に該当の章を読んで議論したいリストを作っておく
  •  時間は2時間とし,前半をスライド解説&議論,後半を手を動かす&議論とする
  •  後半のためのテストベースは別途選定
  •  全6回として10月から3月まで,ひと月に一回集まる

 どうせやるならばしっかりやろうということになりました。

 さて,ここまで決まったところで,まだ40分ほど時間が残っていました。
さすがにこれで終わるのはもったいないよなぁと思ったので,次回からマインドマップも書くのだからそのおさらいをしておきましょうと,急きょ,筆者から昔の資料を使って30分ほどの講義をさせていただきました。「発想とは」「マインドマップとは」「マインドマップをソフト開発で使った時の効果」「コミュニケーションツールとしてのマインドマップ」「デジタルツール」といったあたりをさらりと解説しましたが,おさらいになっていればいいなぁと思います。ちなみにこの講義の内容自体がすでに書籍当時と今とでの記述上でのギャップということでもあるかもしれません。筆者自身,当時からは語れることが多くなっていることを実感しました。本の発売から随分たつわけですが,こうして勉強会を企画くださったことへ何か少しでもご恩返しができればとの想いからでしたが,少しはお役にたてていればいいのですが。

 講義が終了したところでちょうどお時間になりましたので,第0回は終了です。

 その後の懇親会では,引き続き議論が盛り上がりました。筆者は都合により早めに中座させていただいたのですが,いい会になりそうだなぁと想いながらの帰路でした。

 以上,第0回マインドマップ本読書会をまとめてみましたが,とても良い会になりそうで,今後が楽しみです。

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