NaITE#8 でショートワークショップ「テストスキルを計ってみよう」を実施しました

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NaITE(長崎IT技術者会)の第8回勉強会にて「テストスキルを計ってみよう」というショートワークを実施しました。

ソフトウェアテストの勉強会が全国各地で開催されるようになり,また書籍やWeb記事も沢山増えました。また,第三者検証会社も増えました。 こうした流れを受け,ソフトウェアテスト技術を学ぼうと思い立ったものの,どういった事から手をつけたら良いかわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか 。 今回はそんな方々に向けて,テスト技術を学ぼうと思い立ってから約2年,勉強やスキルアップにとりくんできた藤沢耕助さんに,「ソフトウェアテストことはじめ」と題し て,自身がどういったことに悩み取り組んできたかを...

本ショートワークでは,自分のソフトウェアテストのスキルを計ってみようということで,世の中にある自己診断に使える技術の概要を紹介した後に,Test.SSFを使って簡単に自己診断し,参加者で議論するということを行ないました。ソフトウェアテスト技術やスキルは漠然としたイメージしか持っていない方が多いですが,ある尺度を使って自分を診断し,それを身の回りに主張し,それをコンテキストとして共有して議論するのはとても有意義だったのではないかと思います。お互いの得手不得手がわかりますので,お互いへの情報提供やアドバイスがより的確に実施できたのではないかと思います。

普段自分をテストエンジニアと呼称している人でも,「特に〇〇が得意なテストエンジニア」という自己紹介ができるようになると,チームを組む人との情報共有もはかどっていきます。また,自身に足りていないことを自覚することでその後のスキルアップに生かすことができます。

今回のショートワークでやったようなことはすぐにできますので,是非取り組んでみてはいかがでしょうか。

※後日談
本発表とTPI NEXT勉強会での発表および発表資料を「そのまま忠実に文字起したレベル」の記事が当日の参加者により「私が調べてまとめた」と作成され,その人の名義である同人誌へ 投稿→掲載されるという悲しいことが起こりました。自身の発表や資料を他の方の発表や資料で参照していただけるのはとても嬉しいことなのですが,人の発表を文字お越ししたものを私が考えたり調べたりしてまとめたものだよと公開する行為は盗用とか表現できないもので,遺憾に思います。

盗用されるくらいにはお役立ちできたのかな?と無理矢理前向きに考えようとはするものの,自身の発表がこういった形で使われると正直発表したり登壇したりというモチベーションが無くなりますね。。。また,掲載された同人誌はそのシリーズとしても区切りとなる記念すべき号であり深い思い入れがあるだけに残念至極です。

当然ながら,ご本人から事前に相談もありませんでしたし,文字起し記事を他人名義で発表することを了解してもおりません。コミュニティでの発表資料は論文などに比較して著作権についてはゆるやかな印象を持っていますしそれがコミュニティの良いところのひとつだとは思いますが,自身は汗をかかずに人が作った物を盗用し自身が目立つために自身の名義で世間に発表するという,コミュニティや発表者を愚弄し貶めたることは決してやってはならないと思います。

発表者にとって声に出したことや発表資料というものは,自身の時間を使って調べ考えまとめて形にした,いわば自分の子供のようなものです。それがある日さらわれて別の姓名をつけられ余所の子にされてしまったというのは様々な感情を持ちます。

今回自身に起きてしまったことはもうどうしようも無いのですが,少なくとも自分は今後同じような思いをさせる方を作らぬように著作権を大切にし,コミュニティと発表者への敬意を忘れないようにしようと強く考えます。

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